こんばんは。からめんです。
今回のテーマはPCゲームソングです。
(いわゆるエ〇ゲソングです。苦手な方はすみません…)
限られた層にしか馴染みのないこのジャンルですが、実はテーマとなる作品を引き立たせるような凝った楽曲が多く、アニソンよりも更に隠れた名曲が多いのも魅力。
いまやサブスクで聴ける曲も増えてきましたが、一方まだサブスク未解禁で、あまり耳にする機会がない「隠れた名曲」を2000年代で20曲選びました。
・PCゲームソングに興味はあるが聴いたことがない
・どこから掘り始めたら良いかわからない
という方に是非見ていただきたい内容になっております!
※PCゲームソングという性質上、ご紹介する動画の中に性的な表現や暴力的な内容が含まれている場合がありますのでご注意ください(苦手な方は本当すみません…)。
■選曲条件
・サブスク未解禁(2022/6/26現在、Spotify・Apple Music両方もしくはいずれか未解禁)
・女性ボーカル(個人的な趣味です)
・2000~2009年の間に発表された作品
・なるべくメーカーやアーティストが偏らないようにする
それでは早速!
- A night come's! - 豊田瀬利香
- プカプカ - U
- 奇跡の絆 - 榊原ゆい
- Face of Fact -feel arrange ver.- - 佐藤裕美
- 紅詠-クレナイウタ- - Rita
- ハローグッバイ - 佐藤ひろ美
- 夏だ! 祭りだ! スク水だ! - 桃井はるこ
- Dreht sich! - 宮沢ゆあな
- Dearness - ave;new feat.佐倉紗織
- Mighty Heart ~ある日のケンカ、いつもの恋心~ - KOTOKO
A night come's! - 豊田瀬利香
作詞:HIRO 作曲:Shade 編曲:Shade/PAGEONE
収録:夜が来る! -Square of the Moon-(アリスソフト)(2001)
名曲が多いShade氏の初のボーカル曲。いきなりカッコ良すぎます……。
Shade氏ご本人としても思い入れが強い楽曲のようで、セルフアレンジをニコニコ動画に投稿されているほど。
上の動画でボーカルを担当しているAiRIさん(旧名UR@N)の1stアルバム「Puzzle」収録のバージョンもめちゃめちゃ良いです!(カッコ良すぎて涙出ます…)
プカプカ - U
収録:スイートレガシー(フロントウイング)(2002)
アニメソングなどに楽曲を提供している、宅録バンド「Funta」のメンバーUCOさんのソロ名義「U」のデビュー曲。
記事を書くにあたりクレジットを調べたら、作編曲がElements Gardenの上松さんと藤間さんなのですね!通りで名曲な訳です…
作詞の桑島由一さんはこの後ライトノベル「神様家族」を執筆し代表作に。今となってはすごい豪華な布陣!
奇跡の絆 - 榊原ゆい
作詞:下田芳裕 作編曲:山本秀樹
この時期のPCゲームソングを語る上で欠かすことができない名曲。
見事に作品の雰囲気を汲んだ楽曲で、ムービーとのシンクロ具合も目を見張るものがあります。
正直この時期の榊原ゆいさん楽曲は無双状態だったので、記事をあたり選曲した際榊原ゆいさんだらけになりそうでしたが、そんな中で絞り抜いた至極の一曲です。
Face of Fact -feel arrange ver.- - 佐藤裕美
作詞:KOTOKO 作曲:中坪淳彦(Fish Tone)/C.Gmix 編曲:feel
収録:バルドねこフォース(ねこねこソフト)(2003)
ねこねこファンディスク内のミニゲーム「バルドねこフォース」のオープニングテーマ。
Elements Gardenの前身である「feel」によるアレンジで、原曲は「BALDR FORCE」の「Face of Fact - KOTOKO」。
原曲のサイバーな感じもI'veらしさがあって良いですが、個人的に好みのこちらを選曲しました。サックスが映える生音アレンジがめちゃめちゃカッコいい…。
紅詠-クレナイウタ- - Rita
作詞:Loser Kashiwagi(柏木るざりん) 作曲:播磨与一 編曲:下地和彦
曲全体が悲愴感に包まれているような、強烈な雰囲気を持った名曲。
ここまで来ると作品の世界観が曲に投影されているようにすら感じます。すごい表現力ですよね。
Ritaさん楽曲に初めて触れたのは「Maid in Japan!(愛のメイドホテル物語(PSYCHO))」だったので、当時それとは真逆のシリアスさに驚いたのを覚えています。
ハローグッバイ - 佐藤ひろ美
作詞:桑島由一 作曲:milktub 編曲:ms-jacky
収録:グリーングリーン3 ハローグッバイ(GROOVER)(2005)
名曲揃いの「グリーングリーン」「milktub」楽曲の中でも、特に人気な楽曲です。
アップテンポで疾走感のあるバンドサウンドなのですが、どこか切ない…
シリーズの最終作に相応しい名曲です。
夏だ! 祭りだ! スク水だ! - 桃井はるこ
作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:松本光児
収録:すくみず2 〜泳・げ・な・い〜(CIRCUS FETISH)(2005)
曲名から色眼鏡で見られてしまいそうですが、電波ソング要素はほとんどないガチ名曲です。
歌詞こそ「スク水」という単語が登場するものの、中身は大真面目なオシャレ楽曲で、そんな対比にただならぬ美学を感じます。
フル版間奏のジャジーな泣かせピアノも必聴です。
Dreht sich! - 宮沢ゆあな
収録:ぼーん・ふりーくす!(ライアーソフト)(2005)
タイトルはドイツ語で「回れ!」。そんな駆け回るような疾走感を感じる楽曲です。この曲のベースが本当に大好きで…。
そして魂を奮い立たせるような熱い歌詞。改めて歌詞を見ながら聴くと涙が出てきます。
くじけそうな時に元気をもらえる、エロゲソング史に残したい名曲です。
Dearness - ave;new feat.佐倉紗織
収録:Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム-(Lump of Sugar)(2005)
オープニングテーマは空耳(きしめん)などで有名な「true my heart」。エンディングテーマは知らないという方は多いはず。
佐倉紗織さんといえばキラキラした楽曲のイメージが強いですが、しっとりしたバラードも良いんですよね…。名曲です。泣けます。
作詞も佐倉紗織さんが担当されており、ご本人にとっても思い入れがある曲なのだそう。繊細を感じる歌詞にじーんとしますね。
Mighty Heart ~ある日のケンカ、いつもの恋心~ - KOTOKO
今回の10曲の中では知名度が高い方かもしれませんが、こういった楽曲に触れた方がない方向けに入れてみました。当時のエロゲソングランキングか何かで一位を取っていたような…。
なんと作詞作曲はKOTOKOさんご本人。びっくりです。
作品のテーマであるツンデレが表現された楽曲で、セリフが多く入れられているのも特徴です。
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まずは前半の10曲を紹介しました!
全体で20曲と決めてしまったがために、惜しくも入れられなかった曲がたくさんあって葛藤していますが、今回取り上げられた曲だけでも皆さんにご紹介できて良かったのだと思うようにします…。
それくらい良い曲がたくさんあるので、もし興味を持ってもらえたら是非みなさんのお気に入りの曲を探してみて欲しいです!
後半は2006〜2009年の作品から10曲ご紹介する予定です。
こちらも厳選した10曲となっていますので、お楽しみに!