以前書いた記事の続編です。
1990年代アニソンの中から珠玉の名曲を厳選!
あまり他では紹介されていない、隠れたオシャレアニソンを中心に選曲しました。
今回は1990~1994年から10曲ご紹介します。
選曲基準は以下の通り。
・女性ボーカル(個人的な趣味です)
・初出が1990~1994年のアニソン
それでは早速!
- コンディション・グリーン~緊急発進~ - 笠原弘子
- ?のブーメラン - 徳垣とも子
- 21世紀の恋人 - 谷村有美
- 乙女のポリシー - 石田燿子
- DO-して - 桜っ子クラブさくら組
- さよならbyebye - 馬渡松子
- Good-bye Tears - 高橋由美子
- 100mphの勇気 - Tokyo Police Woman Duo(辻本夏実(玉川紗己子)、小早川美幸(平松晶子))
- ようこそマジカル・スクールへ - 鈴木真仁 with Magical Study
- 愛はカッコわるい - パーキッツ
コンディション・グリーン~緊急発進~ - 笠原弘子
収録:コンディショングリーン〜緊急発進〜/パラダイスの確率(1990)
※サブスク無し
TVアニメ「機動警察パトレイバー」後期オープニングテーマ。
アニソンを代表する名イントロ!
まさにオープニングにふさわしい推進力のある楽曲です。
トラックにやや昔っぽさも感じますが、30年経った今聴いても色あせない魅力があります。
あまり目が向けられませんが笠原弘子さんの歌唱力やギターソロもすごい!
作品が有名なのでご存じの方も多いかもしれませんね。
?のブーメラン - 徳垣とも子
収録:?(ハテナ)のブーメラン(1990)
※サブスク無し
TVアニメ「三つ目がとおる」オープニングテーマ。
熱血アニメのようなアツいギターのイントロがカッコいい!
と思ったら、
「ヒュールルンルン ヒュールルンルン♪」
あれ?このフレーズどこかで聴いたことがあるような…🤔
そうなんです!「DANZEN! ふたりはプリキュア」の
なんと作詞と作曲は同一人物!もしかしたら作者本人のネタだったりして。
“「ヒュールルンルン」を「プリキュア」にしたらハマりそうじゃない!?”
みたいな。
メロではガラッと雰囲気が変わってオシャレな感じに。振り方がすごいです。
21世紀の恋人 - 谷村有美
収録:21世紀の恋人(1991)
※原曲バージョンはサブスク無し
TVアニメ「21エモン」エンディングテーマ。
グルーヴィなベースやギターカッティングからディスコソングの影響を感じます。大好物なやつ…。
歌詞からは21世紀という未来が間近に迫った90年代の雰囲気を感じますね。
TVサイズはBメロ後にラスサビがくるのですが、その転調が良すぎてエグい!
ちなみに作曲の柴矢俊彦さんは「おさかな天国」、西脇辰弥さんはメロキュア「Agape」編曲、中島愛「愛の重力」作曲・編曲などを後に手掛けられる方。すごい布陣です。
乙女のポリシー - 石田燿子
作詞:芹沢類 作曲:永井誠 編曲:京田誠一
収録:乙女のポリシー/好きと言って(1993)
TVアニメ「美少女戦士セーラームーンR」エンディングテーマ。
単なるアニソンの枠を凌駕した厚みを感じる名曲。
子供でも覚えやすいキャッチーなメロディ、BメロのPPPHと、王道ど真ん中を行っていますが、実は洗練された中にオシャレさがあったり、歌詞にも確かな説得力を感じます。
実はどうしようもなく落ち込んだ時に聴いて元気をもらっています(30代男性)。
DO-して - 桜っ子クラブさくら組
収録:DO-して(1993)
※サブスク無し
TVアニメ「クレヨンしんちゃん」3代目エンディングテーマ。
エモーショナル全開な楽曲で、クレヨンしんちゃんEDの中でもかなりイメージに残ってましたが、クレジットを調べていてこの曲が妙に自分の好みにしっくりハマる理由が分かりました。
作曲の斉藤英夫さんは森高千里「私がオバさんになっても」、編曲の新川博さんはオメガトライブやラ・ムー楽曲のアレンジを手掛けられていた方。
音楽体験が今と昔で繋がってビックリでした…。オシャレ音楽やシティポップ好きになるのは必然だったのかもしれませんね。
「DO-して」で「どーして」と読ませるあたりが昔っぽい(笑)
さよならbyebye - 馬渡松子
収録:nice unbalance(1993)
TVアニメ「幽☆遊☆白書」2代目エンディングテーマ。
「幽☆遊☆白書」楽曲はどれも名曲なので迷いましたがこちらに。やっぱりベース好きなので。イントロから最高です。
ベースは弾けませんがこの動画の方と同じ顔をしていつも聴いています(笑)
Good-bye Tears - 高橋由美子
収録:Good-bye Tears(1994)
TVアニメ「覇王大系リューナイト」前期オープニングテーマ。
この曲もエモーショナルな感じがお気に入りです。
あまりアニソン感がなくて、普通に90年代ポップスとしても名曲だと思います。
100mphの勇気 - Tokyo Police Woman Duo(辻本夏実(玉川紗己子)、小早川美幸(平松晶子))
作詞:横山武 作曲:小路隆 編曲:米光亮
収録:逮捕しちゃうぞ Natsumi FILE(1994)、逮捕しちゃうぞ 限定解除コレクションI(2015)
和音の響きが本当に美しい一曲。キーボードが際立つフュージョン調のアレンジが最高です。
サビのコードが特に良いのですが、
サビ頭「せかいでいちばん」のFmaj7/Eで胸を撃ち抜かれました。
ようこそマジカル・スクールへ - 鈴木真仁 with Magical Study
収録:ようこそマジカル・スクールへ(1994)
※サブスク無し
TVアニメ「赤ずきんチャチャ」3代目エンディングテーマ。
TVサイズは情報量の多さに圧倒される一分半です。プログレかと思うほど目まぐるしく変わる曲展開。
開幕は子供向けと思わせつつ、良い意味で予想を裏切られます。本当に同じ曲なのか…?というレベル。鈴木真仁さんのボーカルの緩急もすごい。
実は元々ミュージカルで使われていた楽曲のようで、1分半にギュッと凝縮した結果こうなったみたいですね。
愛はカッコわるい - パーキッツ
収録:愛はカッコわるい(1994)
※サブスク無し
TVアニメ「とんでぶーりん」オープニングテーマ。
このブログで何度か取り上げている片岡嗣実さんによる、変幻自在なオシャレアレンジ。
「パーキッツ」としてはメジャーデビューの楽曲となります。
片岡さん楽曲はやはり一貫して自分の好みドストライクをいっておられます。ここにエモいコードが来たら…という場面でガツンと入っていたり。本当に大好きな作曲家さんです。
--------------------------------------------
以上、10曲をご紹介しました。
お気に入りの一曲と出会うきっかけになれていたら嬉しいです!
それではまた!