この記事は「楽曲オタク Advent Calendar 2021」9日目の記事です。
こんばんは。からめんです。
憧れのアドカレに参加することができました………!
貴重な場をご提供いただいた、なまおじさん、ありがとうございます!
今年も皆さんさまざまなジャンル、視点で音楽を取り上げられていて、すごく勉強になります。
過去分を巡っていた身としては、まさか自分が参加できる日が来るとは思ってもみませんでした。
今年5月Twitter開設、6月ブログ開設。
音楽オタクの方々のブログを回ったり、Twitterをフォローさせていただくことで、楽曲のリリース情報や感想、リコメンドが今までより格段に得られるようになり、音楽の世界が大きく広がった感じがして、まさに目から鱗、水を得た魚な気持ちでした。
さらに、今ではこうしてブログを開設して記事として自分でもアウトプットするようにもなり、かつて周りの友人から「やたらと曲について語りたがる」と言われていた、ただの音楽オタクだった自分にとっては、激動の一年だったと思います。
私自身、楽器の経験や音楽理論の知識がある訳ではないので、感覚的だったり抽象的な表現が中心になってしまうため、文字化する際に悩むことも多いですが、その分取り上げる曲は厳選して、どうしても聴いてみて欲しい曲だけを紹介することにこだわっています。
ベースとしては「キャッチー」「オシャレ」「キラキラ」な曲が好きなのですが、今回はせっかくの機会なので、なるべく多くの方に興味を持ってほしいという思いから、ジャンルが偏らないように、今年聴いた楽曲の中で10曲選んでみました。
※2021年リリースではない曲も含まれます
■目次
- シロプスα - 桜乃美々兎 (CV: 小坂井祐莉絵)、水上 雛 (CV: 大森日雅)、犬吠埼紫杏 (CV: 長谷川玲奈)
- I Want You To Know Baby - 東山奈央
- Silly Love - DÉ DÉ MOUSE
- maboroshi - Hyper Potions, Synthion & MYLK
- アタシ♡カワイイ♡宣言!!!(bootleg) - Miniwa Tsumiki
- 謎解きはキスのあとで - DIALOGUE+
- それは、ウェンズデー - ZEUS
- The Sun, Moon and Stars - 星見プロダクション
- ユメヲカケル - スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)
- みずいろ - カラスは真っ白
シロプスα - 桜乃美々兎 (CV: 小坂井祐莉絵)、水上 雛 (CV: 大森日雅)、犬吠埼紫杏 (CV: 長谷川玲奈)
作詞・作曲・編曲:安藤啓希
収録:電音部 ベストアルバム -SEASON.0-(2021)※フルバージョンは配信無し
電音部 ベストアルバム -シーズン.0-収録の新曲で、ReBrast所属のコンポーザー安藤啓希さんの提供曲です。
圧倒的アンセム感………
この曲のためにアルバム買った甲斐がありました!!!!!
“kawaii”に極限まで寄せたfuture bassという感じの、神宮前参道學園ボーカルの楽曲となっています。
いっときの盛り上がりが落ち着いたように感じていたfuture bassですが、こうして新譜でリリースがあると嬉しいですね。
曲中で
「うーっはい!」
という掛け声を繰り返す箇所が3回入るのですが、映像を見ながら聴くとかわいいが溢れて癒されます(笑)
昨年に増して多くのアーティストが加わり、たくさんの高クオリティ楽曲がリリースされた『電音部』。来年以降も目が離せません。
I Want You To Know Baby - 東山奈央
作詞・作曲・編曲:Kyota.
収録:群青インフィニティ(2019)
声優曲を掘り始めたのは今年の初頭くらいだった気がします。
サビ前の「あい あい♪」の声が良すぎて………
Future Bass寄りのエレクトロポップサウンドなのですが、曲調と東山奈央さんの声質、歌い方ががっちり噛み合っている感じがします。
東山奈央さんは神のみぞ知るセカイで知ったのですが、「ハッピークレセント」や「LOVE KANON」など劇中アイドル楽曲のイメージがすごく強く、以降は追えていませんでした。
マクロスΔをきっかけに過去のシングルやアルバムを聴くようになり、表現力の幅に驚きました。ワゴンやWonder Loveなんかも良いですよね…
Silly Love - DÉ DÉ MOUSE
作曲・編曲:DÉ DÉ MOUSE(遠藤大介)
収録:beatmania IIDX 27 HEROIC VERSE Original Soundtrack(2020)
今年に入って家庭用のINFINITASに収録され、どハマりしました。
ジャンルはELECTRO NU DISCOですが、ムービーに登場する少女の心情の変化のように曲の途中で曲調がガラッと変わり、曲だけでも悲壮感やその反動の清々しさのような情景が浮かぶ表現力豊かな名曲です。
最近のDÉ DÉ MOUSEさんの楽曲はとにかくエモいんです…
以前は「細切れのサンプリングを多用される前衛的な楽曲の方」というイメージでしたが、ここ2,3年はキャッチーさに磨きがかかり最高です。
音ゲーはやったことがない という方にも、是非一度聴いてみてほしい一曲です。
maboroshi - Hyper Potions, Synthion & MYLK
収録:maboroshi(2018)
アメリカで活動するEDMグループ「Hyper Potions」の楽曲です。
EDMといっても、Kawaii Future Bassに分類される日本語詞の楽曲で、特にドロップのキャッチーなフレーズはTikTokでも使われたほど。
1:07「いち にー さん はい!」のところから聴いたことある!という方も多いのではないでしょうか。
この曲の他にも、ときめき宣伝部「すきっ!」や、あんハピ♪キャラソン「ミチノチモシーキミノキモチ」など、Tiktokを見る層が聴かなそうな曲がバズっているのを見かけますが、数秒の短い間で動画に目を引かせるのには、この辺りの楽曲が持つキャッチーさはもってこいなのかもしれませんね。
アタシ♡カワイイ♡宣言!!!(bootleg) - Miniwa Tsumiki
(原曲:アタシ♡カワイイ♡宣言!!! - 姫坂乃愛(鬼頭明里) - TVアニメ「私に天使が舞い降りた!」 キャラクターソングアルバム~天使のうたごえ~)
「私に天使が舞い降りた!」キャラクターソングの「アタシ♡カワイイ♡宣言!!!」を、治安悪い系のEDM調にアレンジされたbootlegです。
「ランランラン♪ランララン♪Love my do!!」
恐らく「これがやりたかったやつ!」系だと思いますが、その分このフレーズの破壊力が凄まじく、SoundCloudを開くたび毎回この曲を聴いていた気がします。
通勤中の電車の中でも…運転中でも…家事をやりながらでも、憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれました(笑)
正直、原曲を聴いた時はそこまでイメージに残らなかったのですが、脚色が加わることでここまでフレーズの良さが際立つんだな…と感じた一曲でした。
DJをする機会があれば是非流してみたい一曲です!
bootleg系は著作権的な扱いがあるので、これまで取り上げてこなかったのですが、今回は「よく聴いた曲」ということで取り上げてみました。
(問題がありそうであれば他の曲と差し替えます…)
謎解きはキスのあとで - DIALOGUE+
作詞:竹内サティフォ 作編曲:ONIGAWARA
収録:DIALOGUE+1(2021)
女性声優8人による声優アーティストユニット『DIALOGUE+』の1stアルバムからの一曲。
YouTubeで楽曲の一部が公開されてから、リリース日を心待ちにしていた曲でもあります!
作詞の竹内サティフォと作編曲のONIGAWARA(竹内サティフォ 、斉藤伸也)は2013年に解散したバンド『竹内電気』の元メンバー。
ONIGAWARA楽曲もそうですが、竹内電気の雰囲気を残しつつも、当時より“ポップ”で“あざとい”曲を書かれるようになった印象です(大好物です)。
そんな素晴らしい楽曲がDIALOGUE+によって可愛らしく歌い上げられており、非常に良質なポップソングとして昇華されている素晴らしい楽曲です。
それは、ウェンズデー - ZEUS
作詞:一十三十一 作編曲:Kensuke Okuda
収録:ZEUS(2021)
NONA REEVESの奥田健介によるソロプロジェクト第三弾楽曲。
今回はゲストボーカルに一十三十一をボーカルに迎えています。
音数を絞ったシャープなシティポップテイストの楽曲なのですが、とにかく爽やか!
全体的にコードの響きが美しく、特にサビの
(1:00)「も『どー』らない」や、(1:07)「ボ『ター』ンは」
の部分は「じー…ん」ときます。この部分だけ転調しているみたいですね。
ZEUS a.k.a Kensuke Okuda 新曲「それは、ウェンズデー」配信開始!作詞とボーカルに一十三十一。ドラムス小松シゲル。エンジニアは兼重哲哉。それ以外が僕、です。正直、今うちのマンション改装してくれてる工事の人にも聴いてもらいたいくらい、気に入ってます。https://t.co/6FL1lpdCzG
— OKUDA KENSUKE (@okudakensuke) 2020年11月17日
工事の人にも聴いてもらいたい、で笑いましたw
ご本人のこういうコメントが見れるのは嬉しいですね!
The Sun, Moon and Stars - 星見プロダクション
作詞:利根川貴之 作曲・編曲:沖井礼二
収録:The Sun, Moon and Stars(2021)
TVアニメ「IDOLY PRIDE」エンディングテーマ。
アニソンでも沖井節が聴けるなんて最高です………
いわゆる「アキシブ系」と言えば、これまでも「ドラマチックマーケットライド」や「まち角タンジェント」、「Sinfonia! Sinfonia!!!」などがありましたが、今なお渋谷系の前線で活動されている沖井礼二さん(ex.Cymbals)が、しかもTVアニメのテーマ曲として楽曲を担当されたというのは、渋谷系好きとしてはいちジャンルとして存在を認められた気がして、感動的なものがありました。
ユメヲカケル - スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)
作詞:マイクスギヤマ 作曲・編曲:東大路憲太
収録:TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』ANIMATION DERBY Season2 vol.1「ユメヲカケル! 」(2021)
TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」オープニングテーマ。
アニメのオープニングで初めて聴いたのですが、目まぐるしく変わる曲調に、
「アッッ 『転調』したッッ」
と思っている間に曲が終わっていたのを覚えています(笑)
しかも一曲を通してキャッチーにまとめられているのがすごい…!
それぞれのキャラクターのボーカルの個性が立てられているのも感じますね。
東大路憲太さん、この曲でお名前を初めて目にしましたが、ただものではなさそうです!!
みずいろ - カラスは真っ白
作詞:ヤギヌマカナ 作曲:ヤギヌマカナ/オチ・ザ・ファンク 編曲:カラスは真っ白
収録:バックトゥザフューチャー(2016)
2010年結成のファンクポップバンド「カラスは真っ白 」の2ndフルアルバムからの一曲。
残念なことに2017年に解散してしまっていますが、作詞作曲・ボーカルのやぎぬまかなさんはバンめし♪シリーズ等に楽曲提供されていたりと、メンバー各々で活躍を続けられているようです。
曲はというと、美しい鍵盤を中心としたハイスピードな渋谷系バンドサウンド。
美しい和音を奏でるピアノと所々に入るキメ、その中を駆け巡るウィスパーボイスのボーカルが絶妙です。
間奏のピアノソロは旋律があざとい!!!泣かせピアノってやつですね!!!(´;ω;`)ブワッ
実は「みずいろ」は今年一番聴いた曲です!!!
落ち込んだ時や、気分を変えたい時なんかによく聴いていた覚えがあります。
渋谷系は、オシャレでキャッチーな音楽が好きな私にとって、「好き」がダイレクトに感じられるジャンルでもあります。
今年は同志との出会いもあり、特に渋谷系楽曲を聴き込んだ年でもありました。
ジャンルの定義が曖昧なので、人によって認識が異なる難しいジャンルですが、大好きな音楽です。
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以上、10曲をご紹介させていただきましたが、1曲でも皆さんの“心に響いた曲”があったら嬉しいです。
また、過去の記事やプレイリストでもおすすめの曲を取り上げていますので、よろしければそちらもご覧ください!
中でも選りすぐりのプレイリストをご紹介します!
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元気が出る渋谷系楽曲を集めました!
■サブスクで聴ける!PCゲーム名曲セレクト
Spotifyで配信されているPCゲーム(エロゲ)ソング個人的名曲を集めました!
■アニソン懐古(00年代)
なるべく再生回数が多い有名そうな曲を避け、一定の年代のオタクがエモくなりそうな選曲にしてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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それではまた!